キングダムキャラクター一覧!登場人物を相関図画像付きでまとめてみた

キングダムキャラクター一覧!登場人物を相関図画像付きでまとめてみた
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この記事では、漫画「キングダム」のキャラクターを一覧にして紹介し、登場人物を相関図画像付きでまとめています。

古代中国の春秋戦国時代で、実際に活躍した武将が数多く登場する漫画「キングダム」。

どのキャラクターも魅力的に描かれており、その志には感銘を受けることが多いです。

そんな漫画「キングダム」は、2020年3月時点で57巻まで発売されており、数えきれないほどの登場人物たちが描かれています。

どんなキャラクターがこれまで登場していたのか、一覧があると分かりやすいですよね!

相関図画像でまとめてみると、顔や名前だけでなく、関係性も一致して覚えやすいのではないでしょうか。

そこで今回は、漫画「キングダム」のキャラクターを一覧にして紹介し、登場人物を相関図画像付きでまとめていきたいと思います!

 

漫画「キングダム」キャラクター一覧!主要登場人物

まずは漫画「キングダム」に登場する、主要キャラクターたちを一覧で紹介していきましょう!

 

主人公:信(しん)

漫画「キングダム」の主人公は、という名の少年です。

戦争孤児のため下僕として育ちますが、いつか「天下の大将軍」になることを夢みています。

幼馴染の死により、秦国王である嬴政(えいせい)と出会ったことで、王都奪還戦に参加して功績をおさめ、平民へ昇格。

対魏国戦での活躍を皮切りに百人将へ任命されてから、秦国六大将軍である王騎将軍に「飛信隊」の名をもらい、趙国の将軍を討伐しました。

その後も目まぐるしい武功をあげていき、戦で多くの仲間を失うも「本能型の将軍」としての実力を身につけながら、大きく成長。

2020年3月時点での最新57巻では、五千人将へ昇格しています。

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秦国王:嬴政(えい せい)

嬴政は、第三十一代目の若き秦国王で、後の始皇帝です。

人質として幼少の頃は趙国で母と共に暮らし、人々から憎しみの対象として虐げられていました。

母からも疎まれ、暴力を振るわれる日々を過ごしているうちに、味覚・痛覚・嗅覚をなくして、他人をまったく信じようとしない性格になりましたが、昭王が崩御して秦国へ戻る途中に闇商人の手を借りて関所を通過する過程で、自分を取り戻しています。

主人公の信と出会って、王都奪還に成功した際には、世界から争いを失くすために”中華統一”を公言。

呂不韋陣営と政争を繰り広げ、後宮との確執を解決しました。

 

ヒロイン:河了貂(かりょうてん)

河了貂は、飛信隊軍師として活躍する梟鳴(きゅうめい)という山民族の末裔です。

初めはお金のために信や嬴政に手を貸していましたが、行動を共にするうちに懐いて本当の仲間になります。

性別不明で登場しましたが、王都奪還編で女性であることが判明。

河了貂也(かりょうてんなり)!!」といったキメ台詞が、愛らしいキャラクターです。

途中で信を支えたいと考えるようになってから軍師になる道を選び、晶平君(しょうへいくん)のもとで修行を積んだあと、千人将となった信のもとへ合流しました。

 

ヒロイン:羌瘣(きょうかい)

羌瘣は、飛信隊副長で伝説の刺客一族「蚩尤(しゆう)」の後継候補として育てられた少女です。

姉のように慕っていた同族を殺され、仇討の情報を集めるために魏国戦で信と出会い、飛信隊の仲間入りをします。

緑穂(りょくすい)という剣を武器として扱い、独特の呼吸法で超絶的な剣技を発揮。

知略や強さの面で飛信隊を支えますが、復讐を果たすために隊を一時離脱します。

その後、飛信隊に合流した際には、信へ全幅の信頼を寄せて武功を重ね、千人将から三千人将へ昇進

信の子供を産みたいと公言していることから、恋愛面でも注目したいキャラクターです。

 

漫画「キングダム」キャラクター一覧!秦国の登場人物

ここからは、紀元前221年~206年まで栄えた秦国の登場人物を、一覧で紹介していきましょう!

 

秦国: 飛信隊

主人公の信が指揮をとっている「飛信隊」は、秦国の精鋭部隊として欠かせない存在です。

当初は王騎将軍直轄の特殊百人隊として結成されましたが、現在では秦国の正式な五千人隊として組織されています。

初期メンバーのほとんどは農民出身者ですが、独自に修羅場を乗り越えて強くなっています。

大将である信が先陣きって突撃していくことで、士気が高く勇猛果敢な武人で構成され、機動力が高い部隊。

そんな飛信隊のメンバーを、紹介していきたいと思います!

 

渕(えん)

は、飛信隊の副長をつとめています。

元々は壁が派遣した王宮の連絡係でしたが、信の強制的な誘いによって王騎将軍の修行を受け、軍を率いる基本を教わります。

武力や知力は人並みですが、飛信隊の結成前から信を傍で支え続けたキャラクターであり、隊員からは厚い信頼を寄せられています。

 

楚水(そすい)

楚水は、飛信隊の副長ですが、もともとは郭備隊(かくびたい)の副長をしていた武人です。

郭備が暗殺されたことで、飛信隊の臨時千人隊として編成されたのち、郭備隊七百人を連れて正式に入隊します。

歩兵しかいなかった飛信隊の貴重な騎兵隊となり、無謀な戦いぶりをする飛信隊をサポートしてくれる欠かせない存在です。

 

尾平(びへい)

尾平は、飛信隊の三什長です。

主人公の信と同郷で、幼い頃からお互いを知っています。

お調子者な性格で、出っ歯が特徴的なキャラクター。

飛信隊のムードメーカーとして、大切な存在です。

 

岳雷(がくらい)

岳雷は、飛信隊の千人将で、乱戦特化兵「飛麃(ひひょう)」の指揮官です。

もともとは麃公(ひょうこう)軍の千人将でしたが、対合従軍戦で麃公を失ってから、麃公が信に一目置いていたため、飛信隊へ編入しました。

 

我呂(がろ)

我呂は、飛信隊の将校です。

岳雷と共に、麃公軍から飛信隊へ編入してきました。

軽い感じのノリがありますが、作戦を立てる場面でよく登場し、実力のあるキャラクターです。

 

秦国:嬴政陣営

秦国が中華統一を果たす前は、自国の中でも争いが絶えず、漫画「キングダム」のはじめでは、嬴政の弟にあたる成蟜(せいきょう)が勢力を持っていました。

成蟜から王都を奪還した後も、呂不韋陣営との長い対立が続き、嬴政は中華統一までに様々な絆を強めていきます。

そんな嬴政を支える人材について、次で紹介していきましょう。

 

成蟜(せいきょう)

成蟜は、嬴政の腹違いの弟にあたります。

純血を重んじる思考の持ち主で、平民の血を引く嬴政に王位継承権があることを憎んでいました。

臣下をまるで道具のように扱う暴君で、王位を奪うためにクーデターを起こしましたが、失敗して軟禁させられてしまいます。

しかし嬴政が呂不韋との権力争いで協力を求めてきたことから解放され、合従軍編で嬴政のことを認めはじめ、人間的に大きく成長しました。

 

昌文君(しょうぶんくん)

昌文君は、嬴政傘下を筆頭する家臣です。

もともとは嬴政の教育係でしたが、現在は一番の側近として左丞相の位に就いています。

昭王の時代には最前線で戦っていた熟練の将軍でもあり、文武共に長けたキャラクターです。

 

向(こう)

は、大王の側室として宮廷に仕えている宮女です。

夜伽で嬴政の話し相手として共に過ごすうちに、本心から好意を抱いていきます。

のちに嬴政との間に娘である麗(れい)を授かりました。

 

麗(れい)

は、始皇七年に生まれた、嬴政と向の娘です。

秦国統一編では、命を狙われることもありましたが、飛信隊によって救われています。

 

陽(よう)

は、宮廷に仕える宮女で、向の親友です。

向が重傷を負った際には、規律を破って嬴政に助けを求めました。

常に親友である向と、その娘である麗のことを気にかけ、大切にしてくれる存在です。

 

瑠衣(るい)

瑠衣は、成蟜の第一婦人で、秦国の公女です。

幼い頃から王の后となるべく、成蟜の傍に仕えています。

成蟜が失墜した際にも、傍を離れることなく仕え、夫の最期を見届けて成蟜一派の取りまとめを託されました。

 

漂(ひょう)

は、信の幼馴染で共に生活していましたが、嬴政の影武者として昌文君に身請けされ、宮廷に仕えることになります。

成蟜が起こしたクーデターで、嬴政の影武者としての責務をしっかり果たし、この世を去りました。

こと切れる前に信の元へ赴き、嬴政と引き合わせるきっかけを作った人物であり、キングダムのストーリー上欠かせないキャラクターです。

 

秦国:呂不韋陣営

秦国内で、嬴政の率いる陣営と、長きに渡って権力争いを繰り広げていたのは、呂不韋陣営です。

嬴政が秦国を統一する上で、最大の難敵であった呂不韋陣営は、とても大きな力を持っていました。

そんな呂不韋陣営を支えていた人物について、紹介していきます。

 

呂不韋(りょふい)

呂不韋は、秦王の座を脅かすほど勢力を持った陣営のトップに君臨する人物です。

もともとは商人でしたが、財力と頭脳を活かし、秦国の右丞相として政治を執り行い、相国という地位にまで登りつめます。

欲しいものを手に入れるためには、どんな手もつかう強欲さを持っており、勢力を拡大するために、危険な手段をとることも厭いません。

 

昌平君(しょうへいくん)

昌平君は、呂不韋を支える4人の臣下(呂不韋四柱)の一人です。

呂不韋が相国へ昇格したのに伴って、秦国の右丞相になりました。

文武両道であり、同じ呂不韋四柱の蒙武(もうぶ)とは、幼馴染の関係です。

秦国統一編で、咸陽に危機が迫ったのを境に、呂不韋と袂を分けています。

 

蒙武(もうぶ)

蒙武は、呂不韋四柱の一人で、現在は筆頭大将軍をつとめています。

父親は蒙驁(もうごう)で、2人の息子・蒙恬(もうてん)と蒙毅(もうき)がいます。

圧倒的な武力を誇り、猪突猛進型ではありますが、兵の士気を上げるために練兵するなど、軍への理解が深い人物です。

 

蔡沢(さいたく)

蔡沢は、昭王時代からの丞相で、呂不韋四柱の一人です。

秦国筆頭外交官として、燕国との交渉を担当しました。

合従軍編では斉王に謁見して、斉の合従軍を離脱させることに成功しています。

 

李斯(りし)

李斯は、真面目な性格から「法の番人」との異名を持っている、呂不韋四柱の一人です。

呂不韋が相国へ昇格したのに伴って、左丞相へ昇格しそうでしたが、昌文君に座を奪われてしまいます。

呂不韋が失脚してからは投獄されるも、嬴政の「法治主義」に賛同し、恩赦が出されます。

 

蒙毅(もうき)

蒙毅は、蒙家の次男です。

兄の蒙恬とは違って、若輩ながら抜きんでた軍才を持っています。

昌平君の軍師養成学校で河了貂とともに軍師候補生として学び、そのまま側近として活躍しています。

 

秦国:秦国軍

ここからは、嬴政の中華統一を支える秦国軍の手練れを紹介していきましょう!

 

麃公(ひょうこう)

麃公は、秦国の大将軍です。

ノコギリのようなギザギザの歯が特徴的で、野性的な直観を活かして本能的な戦をする人物。

戦を炎に例えて”燃え盛る大火”と表現し、大胆に戦局を動かし、大将である自らが出陣して敵の総大将を狙っていきます。

 

蒙驁(もうごう)

蒙驁は、”白老”という二つ名を持つ、秦国の筆頭代将軍です。

一兵から大将軍にまで上り詰めるも、周囲からは”凡庸な将軍”と評価されています。

しかし将としての器が大きく、人を見る目に長けており、有能な人材を揃えて攻城戦を得意とする武人です。

元は斉国の武将であったため、廉頗(れんぱ)との間に長年の確執があり、40年越しの秘策をぶつけて目的を成し遂げました。

 

張唐(ちょうとう)

張唐は、秦国の大将軍で、戦歴を重ねた老将です。

嬴政の曽祖父にあたる昭王時代から活躍していましたが、六大将軍の影に隠れて芽が出せませんでした。

頑固な性格ではあるものの、秦国の武人であることを誇りにしています。

合従軍編で昌平君に咸陽へ招集され、本格的に登場しますが、それが最後の戦となっています。

 

王騎(おうき)

王騎は、”秦の怪鳥”との異名を持つ、秦国六代将軍の一人です。

昌文君とは古くから武人として付き合いがあり、昭王のもとで中華全土に名を馳せました。

昭王の亡き後は戦いへの情熱を失くし、前線から退きますが、嬴政の語る中華統一に昭王の姿を見て、忠誠を誓います。

過去の因縁にケリをつけるために龐煖(ほうけん)と戦いますが、惜しくも敗退。

修行をつけていた信に愛用していた矛を託して、見事な生き様を見せつけました。

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摎(きょう)

は、王騎の婚約者であり、秦国六大将軍の一人です。

昭王の実の娘にあたりますが、身分の低い母親が暗殺を危惧して王騎の屋敷に召使いとして預けました。

幼い頃から王騎に恋心を抱いており、城を百個とったら妻にしてもらう約束でしたが、無念にも百個目を陥落させる際に龐煖とぶつかって戦死。

周囲へ与える影響を考え、王騎と昌文君によって病死と偽られていました。

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騰(とう)

は、王騎軍副官でしたが、現在では秦国第二位の大将軍に昇格しています。

確かな実力で、常に王騎のそばに控えており、王騎亡き後は軍のすべてを任されました。

なかなか表情を崩すことがないので、敵からは動きが読みにくいと評されています。

剣を片手で高速回転させて振り回し、敵をなで斬りにしていく技を使い、”ファルファルファル”と擬音が出る特徴があります。

 

録鳴未(ろくおみ)

録鳴未は、怒りっぽい性格をした王騎軍の軍長の一人です。

王騎亡き後は、騰傘下筆頭将軍として活躍しています。

実力的には王騎、騰に次ぐナンバー3です。

 

隆国(りゅうこく)

隆国は、元王騎軍の第2軍長です。

信が五千人将に昇格した際に、教育係を任されました。

ネチネチした性格から、信がストレスをため込む場面が描かれています。

 

王翦(おうせん)

王翦は、元蒙驁軍の副将として活躍していた、王一族の現頭首です。

王賁の父親でもありますが、関係性はとてもドライ。

目元を仮面で隠しているにも関わらず目力のある人物で、野心家との噂が先立ち、秦国一の危険人物と評されています。

 

桓騎(かんき)

桓騎は、王翦と共に蒙驁軍の副将として仕えていましたが、もともとは秦国の南方にある野盗団の首領でした。

首斬り桓騎”と名をもち、独自の兵法を駆使して残忍な戦をすることで有名です。

「全てへの激しい怒り」を根源にして、非道な戦略をとっています。

 

雷土(らいど)

雷土は、桓騎軍傘下の将軍副官として活躍しています。

野盗時代からの粗暴な性格をして言いますが、戦況の見極めに長けています。

 

黒桜(こくおう)

黒桜は、桓騎軍傘下の将軍で周囲から”姐さん”と親しまれている女性です。

弓を扱う戦術を得意として武力に長けていますが、面食いな一面があり、容姿で部下の扱いに差をつけています。

桓騎へ想いを寄せていることから、色目をつかうこともあります。

 

摩論(まろん)

摩論は、奇策を得意とした桓騎軍随一の智将として名を馳せている将軍です。

紳士と自称しており、荒々しい桓騎軍のなかで唯一、敬語を使う穏やかな人物。

秦国への忠誠心が低いので、常に自分の命を優先させる弱点を持っています。

 

オギコ

オギコは、桓騎軍の千人将です。

面白いからという理由で、桓騎から千人将の位をもらっており、弓が下手くそな漫画「キングダム」きってのユルキャラ。

とぼけた一面が多いですが、馬を乗りこなしたり、強い部下から慕われていたりと、確かな実力も持っています。

 

王賁(おうほん)

王賁は、玉鳳(ぎょくほう)隊の隊長をつとめている五千人将です。

父親の王翦とはドライな関係ではありますが、王賁は複雑な感情を持っていることから、私情を持ち出すこともしばしば。

王本家の血筋であることから、エリート思考でプライドが高く、堅物な性格をしています。

次期将軍の筆頭候補者であり、信の出世ライバルです。

 

関常(かんじょう)

関常は、玉鳳隊の千人将です。

もとは王翦軍に所属していたため、王賁からは監視役と思われていました。

突いては引く戦術を得意とし、玉鳳隊のピンチには必ず駆けつけてくれます。

 

蒙恬(もうてん)

蒙恬は、楽華(がっか)隊の隊長をつとめている五千人将です。

昌平君の軍師養成学校を卒業しており、大将軍級の軍才を持っていますが、飄々として不真面目さを装っていることから、その才能はあまり表立っていません。

王賁と同じく信とは出世ライバルであり、次世代の将軍候補の一人です。

朱海平原戦では、王翦から臨時の将軍に任命されています。

 

陸仙(りくせん)

陸仙は、楽華隊の副長をつとめています。

真面目な性格であることから、蒙恬の不真面目さをカバーしている苦労人。

槍使いの達人で、王賁並の実力を持っています。

 

壁(へき)

は、嬴政傘下の家臣で昌文君直下部隊に所属しており、現在は将軍として活躍しています。

信が兄のように慕っている、頼れる人物です。

武力や知力は人並みですが、基礎を崩さず堅実な戦略をするエリート武将。

時には情けない姿もさらしますが、鄴編では大将軍級の武功をおさめており、人間味あふれる一面が多いです。

 

尚鹿(しょうかく)

尚鹿は、壁の幼馴染の武官です。

壁と共に三千人将になりますが、少し遅れをとって秦国統一編で将軍に昇格しました。

 

袁夏(えんか)

袁夏は、成蟜傘下の筆頭将軍です。

じつは成蟜の幼馴染みであり、とても慕っています。

屯留救援戦では、成蟜軍の副将として参戦しましたが、龍羽の騙し討ちにあって死亡しました。

 

秦国:山の民

秦国の主戦力ともいえるほど、大きな存在感を放っているのは、山の民です。

山の民は、秦の西側に広がる山界に住んでおり、12族がまとまって一つの軍になっています。

山の民12族

バジ族/鳥牙族/フィゴ族/メラ族/猿手族/ザン族/カヒ族/エム族/モウ族/キリ族/オリ族

特殊な仮面と衣装が特徴的で、戦では野性的な動きで高い戦闘力を披露します。

そんな山の民を構成する、主要メンバーを紹介していきましょう!

 

楊端和(ようたんわ)

山の民をまとめるのは、頭である楊端和です。

女性ながら「山界の死王」との異名もあるほど武力に長けており、秦国の大将軍をつとめています。

嬴政が王都奪還を企てる際に出会い、”世界を広げる”志が一致していることから、親しい協力関係を築いています。

 

バジオウ

バジオウは、楊端和の右腕ともいえる将軍です。

戦で滅亡したバジ族の生き残りで、獣のように生きていたことから、言葉を話すこともできないほどの知力でしたが、楊端和に敗れて一族に加わったことで人間としての知性を身につけ、有能な戦士に育ちます。

窮地に陥ると本人の意思で獣の能力を解放できるため、山の民族きってのバーサーカーです。

 

タジフ

タジフは、山の民イチの怪力将軍です。

武器は大きな石球がついたハンマーを扱い、当てた敵の身体を半分吹っ飛ばすほどの威力を持っています。

自らが被っているお面を一部折った信の実力を認めており、敬意を払って接してくれます。

 

シュンメン

シュンメンは、山界一屈強な鳥牙族の族長です。

ランカイの教育係をしており、鳥のクチバシのようなお面をつけている特徴があります。

 

ランカイ

ランカイは、成蟜に買われて恐怖による支配を受けていましたが、クーデター後は山の民に引き取られました。

素手で人間を叩き潰せるほどの巨体と怪力を持っており、合従軍編で李牧軍相手に暴威を見せつけています。

 

秦国:その他の登場人物

秦国には、ほかにも物語を引き立ててくれる魅力的なキャラクターが登場します。

 

羌象(きょうしょう)

羌象は、羌瘣とともに姉妹のように育った蚩尤の後継候補者です。

羌瘣の命を守るために祭の日に一人で挑み、幽連に敗れました。

蚩尤になった後は外の世界を見たいと、ごく普通な願いを抱いていた女性です。

 

羌明(きょうめい)

羌明は、かつての羌族代表の蚩尤候補です。

祭りから脱走して、一族に追われていましたが、外界との連絡係として里のために生きることを条件に赦されています。

既婚者で子供2人の母として、安寧な暮らしを手にしました。

羌瘣に普通に暮らす生き方もあるのだと説いて、幽連の居場所を授けます。

 

幽連(ゆうれん)

幽族の代表の幽連は、現在の蚩尤で、羌瘣の復讐相手です。

祭りで他の一族と示し合わせて羌象を殺害し、蚩尤の座を得ました。

巫舞を必要としない圧倒的な戦闘力を会得しますが、精神異常をきたして魏国から追放され、趙国の山中に潜むようになりました。

 

ムタ

ムタは、成蟜が起こしたクーデターで嬴政を追ってきた南越ベッサ族の戦士です。

信に敗れた後、河了貂に吹き矢を譲って、呂不韋への警戒を促しました。

 

漫画「キングダム」キャラクター一覧!他国の登場人物

続いては、秦国が中華統一をするまでに争う周辺国の登場人物について、紹介していきます。

どの国にも一筋縄ではいかない名将が揃っているので、一覧にしてみると圧巻ですよ!(*^^)v

 

魏国の登場人物

嬴政が王都奪還後に侵略戦争を仕掛けたのが、魏国です。

漫画「キングダム」では、秦国の対象である麃公が大きく活躍した戦を繰り広げました。

そんな魏国で活躍する名将を、紹介していきます!

 

呉鳳明(ごほうめい)

呉鳳明は、魏国を筆頭する大将軍です。

智将として名高い呉慶の息子であり、独自の攻城兵器を開発して難攻不落と言われた函谷関を、見事に崩落寸前まで追いやりました。

しかし手掛けた武器を桓騎に焼かれ、その後も徹底的に抗戦を受けたことで、李牧と共に警戒するようになります。

 

霊凰(れいおう)

霊凰は、魏国の英雄といわれる魏火龍七師の一人です。

魏火龍が同士討ちした結果、地下牢へ幽閉され、死んだことになっていましたが、実は生存していました。

著雍(ちょよう)の戦では、本陣が落とされた後に呉鳳明と合流して騰に挑む策を練りますが、飛信隊の襲撃を受けて討ち取られています。

 

凱孟(がいもう)

魏火龍七師の一人である凱孟も、地下牢へ幽閉されていましたが、霊凰とともに著雍戦で復帰しています。

”戦争は強者が弱者を蹂躙する殺戮場”と考えている武将で、志の低い一面があります。

信とは二度にわたって一騎打ちをしていますが、決着はついていません。

 

紫伯(しはく)

紫伯は、魏火龍七師の一人で、魏国最強の槍の使い手です。

魏火龍七師が分裂するきっかけになった男で、霊凰や凱孟とともに幽閉されていましたが、著雍戦に参戦しました。

槍の使い手同士、王賁と熾烈な戦いを繰り広げますが、結果的に敗れています。

 

呉慶(ごけい)

呉慶は、魏火龍七師の筆頭で、分裂争いに唯一参加しなかった人物です。

魏火龍七師の分裂争い後に生き残った者たちの処刑を阻止し、地下牢への幽閉に留めさせました。

武力と知性に優れた武将で、墨の入った顔が特徴です。

蛇甘平原で麃公と対峙し、「知力」vs「本能」の戦いを見せ、見事に散りました。

 

廉頗(れんぱ)

廉頗は、元趙国の三大天の一人として名を馳せていましたが、魏国へ亡命してから3年間沈黙していました。

秦国軍が侵略してきたことをきっかけに、魏国軍を率いる決意をして大将軍の座についています。

かなりの戦好きであり、各国を渡り歩いて武名を轟かせています。

 

輪虎(りんこ)

輪虎は、廉頗の率いている四天王の一人です。

切り込み隊長から暗殺任務までそつなくこなす、廉頗の懐刀として有能な人物。

四天王の中で”最も危険な存在”と、言われるほどの実力を持っています。

 

介子坊(かいしぼう)

介子坊は、廉頗四天王の一人で、大柄な配下ばかり揃った精鋭部隊を率いています。

廉頗の右腕として活躍し、圧倒的な武力をもって敵を破壊していきます。

山陽戦では、桓騎軍本陣を襲撃して半壊させるほどの腕前を披露しました。

 

玄峰(げんぽう)

玄峰は、廉頗四天王の軍師で、かつては廉頗や輪虎の師をつとめていた人物です。

漫画「キングダム」に登場する老人の中では、最も頭のキレるキャラクターであり、戦術眼に優れて柔軟に戦の流れを見極めていきます。

しかし桓騎の奇襲に破れ、敢え無く戦死。

四天王の中でも存在感が大きかっただけに死後は、魏国軍が大きな悲しみに包まれました。

 

姜燕(きょうえん)

姜燕は、廉頗四天王中華十弓として活躍している人物です。

城人の何倍もの飛距離で矢を射ることができるため、王翦が自軍に勧誘するほどの腕をもっています。

まだまだ実力を出し切っていないキャラクターなので、今後の戦に注目していきたいところです。

 

韓国の登場人物

呂不韋の号令によって、秦国が侵略したのは、韓国です。

秦国では蒙驁将軍が20万人の兵を率いて戦に臨み、1カ月で11城を落としました。

その後、合従軍編で韓国の軍人が登場する一場面が描かれていましたので、紹介していきたいと思います!

 

成恢(せいかい)

成恢は、合従軍編で韓軍総大将を務めた人物です。

高い即効性と殺傷能力のある毒を扱うことに長けており、日々毒の研究をしていることから、血管の浮かび上がった恐ろしい容姿をしています。

得意の毒物で張唐軍を攻め込みますが、桓騎・張唐連合軍の奇襲を受けて、討ち死にしています。

 

奈棍(なこん)

奈棍は、成恢の武将です。

合従軍編では精鋭部隊を率いて、韓軍の本陣守備隊長を務めました。

 

趙国の登場人物

秦国とせめぎ合いの争いを繰り広げているのは、趙国です。

呂不韋によって一時的に同盟を結びましたが、秦国は趙国を攻め込み、2020年3月時点の最新刊では鄴攻めの真っ最中になります。

一筋縄ではいかない趙の名将を、次で紹介していきたいと思います。

 

李牧(りぼく)

李牧は、趙国最強の武将といわれる「三大天」の一人です。

知略と本能どちらの戦いにも優れており、王騎を討ち取った功績で宰相の座に上りつめました。

しかし合従軍編で結果的に失態をおかし、一時的に左遷。

その後、再び宰相として復帰を果たしますが、実権は郭開に握られてしまいます。

現在は鄴を攻めてきた秦国を迎え撃ち、苛烈な兵糧戦を繰り広げています。

容姿は漫画「キングダム」の中でもイケメンの類で、ファン人気の高いキャラクターです。

 

龐煖(ほうけん)

龐煖は、趙国の新三大天の一人武神を体に宿し、天災のような圧倒的武力を持ったキャラクターです。

求道者として常に強さを追い求め、かつて秦国六大将の摎を討ち取ったことから、王騎にとって因縁の相手でした。

馬陽編で因縁対決に決着がつくも、龐煖は王騎の強さの本質が分からず迷いを持つようになります。

その後、幾度か信と戦うにつれ王騎の気配を感じ取り、朱海平原戦で一騎打ちをして信を瀕死のところまで追いつめますが、土壇場で敗れてしまいました。

 

慶舎(けいしゃ)

慶舎は、「沈黙の狩人」と二つ名を持った李牧の側近です。

本能型の将軍で最も恐ろしいと評されるほどの武人で、蜘蛛のように策を張り巡らせ、掛かった獲物をしとめる戦闘スタイルをしています。

合従軍戦では同じ本能型であってもタイプの異なる麃公と対峙し、互角の勝負を繰り広げました。

お団子のような髪型に馬にまで幾何学模様を着せており、漫画「キングダム」のなかでも可愛さとファッション性の高いキャラクターです。

 

カイネ

カイネは、趙国の新三大天の一人で、李牧の護衛をしているキャラクターです。

李牧から熱い信頼を得ている二刀流の女剣士で、三千人将をつとめています。

河了貂とは仲が良く、敵対しながらも友人関係を築いており、敵対して闘うシーンもありましたが斬ることができませんでした。

今後も相対するシーンがあるかもしれませんが、カイネと河了貂の戦いは辛い勝負になりそうです。

 

傅抵(ふてい)

傅抵は、李牧軍の三千人将として活躍する武将です。

鼻と口を布で隠している姿が特徴的で、カイネに好意を抱いています。

カイネにはいつもあしらわれていますが、今後夫婦関係となっていくのか注目です。

 

紀彗(きすい)

紀彗は、趙国の将軍でありながら、離眼城の城主の顔を持っています。

離眼の英雄としてカリスマ性の高いキャラクターで、姿を現すだけで隊の士気を上げるほどの人格者です。

敵対した黒桜も紀彗のことを大将軍級であると評していますが、それだけ悲惨な過去を乗り越えてきた結果でもあります。

 

劉冬(りゅうとう)

劉冬は、紀彗軍傘下の知将で副官をつとめていました。

紀彗とは幼馴染の関係で、前髪で隠してはいますが、離眼の悲劇により左目を失っています。

黒羊戦で飛信隊と対戦し、羌瘣の奇襲を受けて重傷を負わされた後の再戦により、戦死しました。

 

紫夏(しか)

紫夏は、趙国の闇商人のボスです。

邯鄲で人質として暮らしていた嬴政を、秦国へ脱出させる際に力を貸してくれます。

嬴政は紫夏のおかげで趙国の関所をいくつも乗り越え、脱出に成功しますが、紫夏はその際に負った傷で命を落としました。

亡くなる前に紫夏は、嬴政が子供ながらに過酷な運命を背負い、五感を失って他者を信じることができず亡霊に囚われていることに気付き、厳しく叱責して優しい言葉を残し、正気を取り戻させてくれます。

嬴政にとって、紫夏は生きる道を指示してくれた恩人ともいえる重要なキャラクターです。

 

楚国の登場人物

今後、秦国が大きく争っていくと予想されるのは、楚国です。

中華統一をするにあたって、立ちはだかる最大の敵と言って良いでしょう。

すでに何人かの大将軍が登場して、その頭角を現しているので、紹介していきたいと思います。

 

李園(りえん)

李園は、春申君の食客として登場しましたが、なかなか抜け目のない人物。

というのも自身の妹を春申君に献上して子を宿らせ、世継ぎに恵まれなかった孝烈王の後継ぎにするよう画策していくからです。

のちに考えを翻した春申君を暗殺し、媧燐と共に宰相の座についていますが、その後の動向は不明となっています。

 

媧燐(かりん)

媧燐は、合従軍編で初登場した楚国の大将軍で、考烈王亡き後に李園からの要請を受けて宰相をつとめます。

女性でありながら男性に引けを取らない体格を持ち、春申君から戦の天才と評されています。

軍略に長けて意表をついた戦法をするため、李牧に並ぶほどの戦術眼を持っており、秦国にとっての難敵です。

気性の荒い性格で漫画「キングダム」の中でも、ドSとして有名なキャラクター。

敵味方に関わらず容赦がありませんが、じつは少女時代に生き別れた弟を想い続けている意外な一面も持っています。

 

春申君(しゅんしんくん)

春申君は、楚国で考烈王の右腕として活躍する宰相です。

合従軍編では、李牧から総大将として任命され、函谷関の攻め込みで登場しました。

しかし敗戦を喫して左遷され、その際に食客として出会った李園の画策によって、自身の子を身ごもった妻を考烈王へ献上。

考烈王の死後に考えを翻し、考烈王の弟に王位を継がせようとして李園に刺客を送りますが、逆に暗殺される運命を辿ります。

 

考烈王(こうれつおう)

キングダムキャラクター一覧!登場人物を相関図画像付きでまとめてみた

引用先:https://twitter.com/holychevalier/status/1147312503967248384/photo/2

考烈王は、第四十三代目の楚国王です。

豪腕な支配力で国を治めており、気位の高い性格をしています。

跡継ぎに恵まれなかったことから、精神に異常のある王弟よりも、春申君の子を自身の子として次期楚王にするよう企てた春申君と李園の画策にハマって崩御します。

 

項翼(こうよく)

項翼は、媧燐軍の五千人将をつとめています。

元臨武君軍所属で、「楚の雷轟」の二つ名を持っている武人。

猪突猛進な性格をしており、信と似たタイプのキャラクターです。

合従軍編では騰と一騎打ちをした後も倒れることのないタフさが描かれており、将来的に信のライバルになるのではないかと考えられます。

 

白麗(はくれい)

白麗は、中華十弓の一人で、媧燐軍の千人将です。

中華十弓では三位の腕前を持っており、元臨武君軍に所属していましたが、臨武君の亡き後、項翼とともに媧燐軍に転属しました。

 

バミュウ

バミュウは、媧燐軍の副将をつとめている将軍です。

媧燐にオモチャとして虐げられていますが、その美貌に惚れ込んでいて、本人は満更でもないM気質の持ち主。

髪をクシで梳かして身だしなみに気を使っているように見えても、歯は生えそろっていなかったり、チャラついた容姿をしています。

 

汗明(かんめい)

汗明は、楚国の大将軍で、合従軍編で総大将をつとめました。

初陣から全戦全勝の経歴をもっており、「楚の巨人」との異名があります。

自身でも超越者と称している通り、合従軍編では蒙武軍を迎撃して激戦を繰り広げました。

 

臨武君(りんぶくん)

臨武君は、楚国の将軍で、楚の剛将とも呼ばれています。

汗明から厚く信頼されるほどの腕前を持ち、合従軍編で王騎軍第五軍長の同金を瞬殺しますが、騰との一騎打ちで実力及ばず討ち死にしています。

 

燕国の登場人物

燕国は、漫画「キングダム」で今だ秦軍との戦いが描かれていない国です。

とはいえ名の通った武将は登場しているので、ここで少し紹介してみたいと思います。

 

オルド

オルドは、燕国の大将軍で、北の五十の山岳族の王でもあります。

合従軍編で燕国総大将として登場しますが、王翦に終始翻弄されて敗北を喫しています。

 

劇辛(げきしん)

劇辛は、燕国の大将軍で、楽毅と共に燕を復興させた国の英雄です。

生まれは趙国ですが、金のために燕へ移住し、楽毅の戦術を再現することで大将軍に昇りつめました。

趙燕戦争で李牧の策略を見破り本陣に突入して対峙するも、龐煖に討たれています。

 

楽毅(がくき)

楽毅は、軍神の名で中華に名の知れた燕国の大将軍です。

かつて斉国の侵略から、燕を救ったのちに合従軍を作り上げ、滅亡寸前まで追い込んだ国の英雄として崇められています。

すでに故人であり、回想として登場する伝説的な存在のキャラクターです。

 

斉国の登場人物

李牧の働きによって結成された「合従軍」ですが、斉国は秦との外交会談で、離脱を決意しています。

嬴政の「法治国家」という考えに感銘を受けた斉国は、事実上の降伏宣言をしていますが、国王はどんな人物なのでしょうか。

次で、紹介していきたいと思います。

 

王健王(おうけんおう)

王健王は、中華東に君臨する斉国の第八代目国王です。

蛇を口に咥えていることからも分かりやすいように癖のある人物で、あけすけな物言いを好みます。

戦争は金を得るための仕事だと捉えており、合従軍編で蔡沢が提示した金額に応じて、離脱を決意しました。

蔡沢とは若い頃からの知り合いで、幾度となく助けられた過去を持っています。

蔡沢亡き後は、変わりに結末を見届けると誓いました。

 

毐国の登場人物

秦国の中でも大きな勢力を持っていた後宮勢力が創り上げた国が、毐国です。

体勢を整える前に滅びましたが、登場人物たちの様々な人間ドラマが描かれていたので、紹介していきましょう。

 

太后

太后は、嬴政の実母後宮の長です。

かつては邯鄲の宝石とも呼ばれる美貌をもって、呂不韋の許嫁にまでなりましたが、荘襄王の妃として宛がわれて趙国の人質になってを機に、すべてに絶望して性格が一転。

嬴政への愛情や母性は皆無で、後宮勢力を呂氏陣営に入れるために画策しますが、嫪毐をあてがわれたことで肉欲に溺れて秦の古都「雍」に籠もるようになります。

その間に嫪毐と子供を2人授かった太后は、嫪毐を山陽長官に任命するよう呂不韋に認めさせたのち、太原一帯に兵民を集めて、国を創ると宣言。

趙高の実務能力で嫪毐を君主に置きますが、大臣の手によって隠し子の存在を人質にされ、中央政府へ反乱を起こすまで追い込まれます。

毐国の乱が沈静化したのちは軟禁されますが、嬴政が隠し子逃がしてくれたことを知って、母子の繋がりを取り戻しました。

 

嫪毐(ろうあい)

嫪毐は、宦官(かんがん)の一人として後宮に入った男性です。

太后が色に溺れる相手として宛がわれた存在でしたが、次第に心を癒したいと願うようになり、家族の絆を築きました。

何の取り柄もない人物ですが、最後には一角の男として太后への忠誠を尽くし、愛に殉じています。

 

樊於期(はんおき)

樊於期は、毐国の将軍です。

嫪毐の乱に参加して咸陽を攻めますが、ワテギが討ち死にしたと知って逃亡をはかります。

その後、変装して咸陽を訪れ、息子の処刑を見届けたのち、消息を絶っています。

 

樊琉期(はんるき)

樊琉期は、樊於期の息子です。

好青年のような見た目に反して、残虐な性格をしていることから、人望が薄いキャラクター。

咸陽を攻めて民間人を虐殺したのち、向たちの命も狙いますが、秦に右腕を切断され、捕縛されました。

 

戎籊公/ワテギ

ワテギは、異民族「戎籊(じゅうてき)族」の王であることから、戎籊公とも呼ばれている毐国の将軍です。

過去に領土を制圧されたことで、秦国に恨みを持っています。

嫪毐の乱で戎籊の兵1万とともに出陣しますが、駆けつけた昌平君に敗れました。

 

趙高(ちょうこう)

キングダムキャラクター一覧!登場人物を相関図画像付きでまとめてみた

引用先:https://twitter.com/dekonyan14/status/1226366042403827712

趙高は、太后の筆頭家臣であり、後宮に仕える宦官です。

太后に才能を高く買われて実務面から毐国を支えますが、嫪毐の乱に失敗したのち蜀に流刑されています。

 

蒲鶮(ほかく)

蒲鶮は、新参者の屯留城主代行です。

成蟜や瑠衣も存在を知りませんでしたが、密かに呂不韋と通じており、屯留の乱を起こした人物です。

趙軍を撃退するために成蟜が進軍した前後で瑠衣を拘束したのち、城内で成蟜も拘束して首謀者に仕立て上げます。

成蟜の首を刎ねるつもりでしたが、脱獄した成蟜に斬殺されました。

 

漫画「キングダム」登場人物の相関図を画像付きで紹介!

キングダムキャラクター一覧!登場人物を相関図画像付きでまとめてみた

引用:https://twitter.com/kawaguchi_game/status/1116699303500582912/

ここまで一気に漫画「キングダム」の主な登場人物たちを紹介してきましたが、たくさんの国や人間の想いが交差しているので、なかなか関係性が分かりにくいと思った人も多いのではないでしょうか。

そんな人に紹介したいのは、公式が刊行した「キングダム新聞」です。

2019年4月12日に1部400円(税込)で、全国のコンビニエンスストアや駅売店などで発売されました。

少し情報が古いものにはなりますが、画像を見てもらえばわかる通り、公式が刊行しただけあって、とっても分かりやすいですね!

 

 

漫画「キングダム」キャラクター一覧!登場人物の相関図画像まとめ

今回は、漫画「キングダム」のキャラクターを一覧にして紹介し、登場人物を相関図画像付きでまとめてみました!

あまりにも登場人物が多いので、名前と顔がなかなか一致しないキャラクターもいると思いますが、画像付き一覧でまとめて紹介したので、参考にしていただけると嬉しいです!

様々な国の思惑が交差しているので、関係性が複雑な漫画「キングダム」ですが、公式が相関図を刊行していると分かりました!

正確な情報を掴めると思いますので、ぜひチェックしてみてください(*^^)v