キングダムネタバレ644話最新確定!悼襄王が毒を盛られ崩御!

キングダムネタバレ644話最新確定!郭開が悼襄王を裏切る?
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この記事は、2020年6月18日(木)に発売予定の「週刊ヤングジャンプ」で掲載される、漫画「キングダム」644話の最新確定情報を考察予想と共にお伝えしています。

前話では李信が将軍へ昇格しただけあって、飛信隊もかなり大規模な構成へと変化していましたね!

尾平が「尾」の旗をひるがせているのを見ると、なんだか感慨深くなってしまいました。

楽華隊の蒙恬と、将軍昇格を喜びたたえ合いながらも、さっそく王都邯鄲の攻略に乗り出した新しい3人の将軍たち。

一方の簡単では、舜水樹を筆頭に内乱が起きており大混乱の真っ最中。

大きな時代の渦が動き出そうとしていますが、一体どうなっていくのでしょうか?

今回は、漫画「キングダム」ネタバレ644話最新確定!と題して、ネタバレ最新考察予想をお届けしていきたいと思います!

 

漫画「キングダム」ネタバレ644話最新確定速報!

漫画「キングダム」644話のネタバレ確定速報が入ってきました!

早速、どんな内容だったのかを紹介していきましょう!(*^^)v

 

李牧の死刑日が決定!

漫画「キングダム」644話は、李牧の処刑執行が決まったところから始まります。

李牧の身は、何日も牢獄されているためボロボロになり、無精ひげも生えていました…。

王の裁断で李牧の死刑は、翌日の雷還(らいかん)広場にて行われることになり、郭開は最後に残しておく言葉はないか尋ねます。

しかし李牧は過酷な環境に身を置かれても、趙国の行く末を心配していました。

秦国は必ず混乱に乗じて強引に攻め込んでくると考えらえるため、最終的に「番吾(ばんご)」で受け止めるよう防衛戦略を授けます。

そして、カイネたちへ愚かな真似はしないようにと言葉を残しました。

 

すべてを捻じ曲げる郭開

郭開に連れられた部下は、素直に李牧の言葉を受け取り、速やかに周知させる算段をつけ始めます。

ところが顔に思いっきり郭開の拳がめり込み、血を噴き出しながら座り込んでしまいました。

郭開は、李牧の遺言を誰にも伝えるつもりはありません。

全てを捻じ曲げていく、魂胆です。

そんな郭開の上に立つ悼襄王は、全てが歪んでいました。

 

太子嘉の懇願

王宮では太子嘉が父親である悼襄王に対し、涙ながらに李牧の処刑を取りやめるよう説得していました。

子の分際でありながら、なんとしても諫めさせていただきたいと、しっかり己の考えを打ち明けます。

たしかに鄴を奪われてしまったのは、趙国にとってかなりの深手となりましたが、李牧のこれまでの貢献を考えれば、地位の剥奪もしくは退任で妥当な処遇です。

死刑にしてしまえば、趙国は敵を防ぐ門を失ってしまい、秦国に必ず蹂躙されてしまうでしょう。

趙国が滅び、悼襄王が後世に汚名を残すことにならぬよう、太子嘉も未来を案じて必死に懇願します。

 

耳を食いちぎられる太子嘉

太子嘉の必死の訴えに、黙って耳を傾けていた悼襄王。

突拍子もなく、嘉へ傍によるよう指示し、いつの間にか大きくなったと抱きしめました。

父性を見せたのかと一瞬驚き、嘉は抱き返すことなく身体を硬直させています。

すると突然、悼襄王は嘉の耳に噛みつき、そのまま食いちぎって床に耳を吐き捨ててしまいました!

暴言を吐いた報いだという悼襄王は、失せねばもう一耳食いちぎると、完全に常軌を逸しています。

しかし耳を食い破られても太子嘉は、必死に李牧の処刑を再考するよう訴えかけました。

並々ならぬ太子嘉の想いに、涙をながす家臣たち。

国を想う太子嘉の姿勢に寄り添いながら、身の危険を案じて必死に食い止めます。

そして太子嘉は、なんとか手当をさせようとしする家臣たちに連れられ、強引にその場から離れていくことになりました。

 

悼襄王の意味深な行動

家臣たちに連れ去られていく太子嘉を黙って見ていた悼襄王は、江姫(こうひ)へ郭開を呼ぶよう指示。

しかし何か思うことがあり、郭開の前に英書記官を呼ぶようにと告げなおします。

この太子嘉の行動で、世継ぎを変更しようとでも思いついたのでしょうか…。

はたまた、悼襄王の死へ繋がる布石かもしれませんね。

江姫は驚いた様子を見せますが、おとなしく悼襄王の指示に従うことにします。

 

出陣準備を急ぐ秦国軍

その頃、鄴では秦国軍が続々と出陣の準備をしており、李信は到着早々に出陣するとはどういうことかと楽華隊の蒙恬へ尋ねかけます。

じつは最前列に張っている王翦将軍から、邯鄲に動きがみられたため総攻撃の準備に入るよう伝令があったのです。

邯鄲の動きとは、まさしく明日行われる李牧の処刑です!

李牧が処刑されれば、まちがいなく邯鄲は揺らぎます。

扈輒(こちょう)将軍の守りはとても固いですが、そこを突破してしまえば秦国の進軍を妨げるものはありません。

この機会で一気に趙を打ち倒すべく、鄴にいる秦国軍は慌ただしく行動を開始します。

李牧は優秀な将ですが、あくまで敵同士です。

妙な情に浸って流れに乗り遅れることがないよう、蒙恬はしっかり李信へ喝を入れます。

河了貂(かりょうてん)も出陣のため全兵を集めて小隊ごとに点呼をさせますが、内心は複雑そうな表情を見せています。

というのも、李牧が死ねばカイネも後を追うのではないかと、心配しているからです。

 

決死の覚悟を決める舜水樹とカイネ

河了貂の心配は、半ば的中しています。

邯鄲城内の片隅では、李牧の処刑が明日に控えているにも拘らず、居場所を掴めていない舜水樹の姿がありました。

カイネは顔を伏せて階段に座り込み、絶望している空気をまとっています。

そんなカイネの様子などまったく気に掛ける余裕もない舜水樹たちは、李牧が処刑される当日に雷還広場を狙うしかないのではないかと計画を練っていました。

王兵も襲撃に備えた準備は万全で、広場を三重囲いできるほどの兵を集めており、真正面から近づくことは困難な状況ですが、そんなことは百も承知の上で、もう後がないのです。

皆が口々にあの手この手の策を提案してみますが、やはりどれも無謀なものばかりで頭を抱えてしまいます。

しかし舜水樹は李牧の救出を諦めることなく、公開処刑の場に姿を現した時に救出するしかないのだと覚悟を決めている表情です。

王兵の数は50倍以上ですが、舜水樹が突撃するので、その混乱に乗じて市民の中に紛れた小隊が救出するよう指示します。

それでも李牧の周りには中隊規模の守りがあると考えられるため、決死隊の覚悟が必要です。

カイネは舜水樹の話を聞くと、ゆらりと立ち上がり、小隊の中へ入れて欲しいと懇願します。

たとえ手足を失い、はらわたを引きずることになっても、全てをかけて必ず李牧を救いだすと、滝のような涙を流すカイネ。

舜水樹は冷静にカイネに目を向け、元からそのつもりであったと意思を汲み取ります。

李牧のことを、カイネに託す舜水樹。

表に出すことはありませんが、舜水樹は瞳の奥にカイネと同じ強い感情が眠っているのではないかと感じることができます。

 

李牧一党に興味がない様子の郭開

王宮では、李牧の処刑準備が着々と進行していました。

李牧一党を一掃できる算段について、報告を受けた郭開ですが、そんなことには微塵も興味がなさそうな表情です。

それよりも、悼襄王の様子を気にかけています。

悼襄王は、いつもの桃泉殿(とうせんでん)で、幼い美少年たちをはびらせ、お酒をたしなんでいました。

 

毒を盛られた悼襄王

お酒を飲みながら悼襄王は、天の与えし宝は風呂場と子供たちだけだと語りかけます。

穏やかな表情でクスクス、キャッキャと愛想笑いを見せる子供たち。

悼襄王はそんな子供たちの様子に気付くことなく、どいつもこいつもこの俺を…と、愚痴を漏らしています。

ヤケを起こしたかのように酒を一気に飲み干し、むせ込む悼襄王。

酒注ぎをしている美少年が、今日は少々飲みすぎではないかと気にかけますが、悼襄王は聞く耳たてず、さっさと次を注げと強い口調で命令します。

そんな様子を無表情で、眺める子供たち。

しかし、酒注ぎをしている美少年が注いだ液体は、ドロリとしており、明らかにいつもの酒ではありません。

悼襄王は全く気付くことなく、怪しい液体をゴクゴクと勢いよく飲み込んでしまいました。

 

悼襄王が心臓を抑えて苦しみだす

怪しい液体を飲んだ悼襄王は、激しくむせ込んで飲みすぎたと風呂から上がる様子を見せます。

酒注ぎをしていた子供は、ここしばらく悼襄王の体調が良くなかったことを気にかけ、休むよう促しました。

素直にそうすることにした悼襄王は、子供たちも一緒に来るよう指示します。

しかし風呂から上がって立ち上がったとたん、心臓がズキンと痛みはじめました。

ドっと鈍い音を立てて、勢いよく滑り転げた悼襄王。

倒れた悼襄王は、心臓が激しく締め付けられ、苦しそうなうめき声をあげています。

子供たちは驚きの声と表情で大王の様子を見ながら、固まってしまいました。

苦しみながら、悼襄王は早く医者を呼ぶよう子供たちへ指示を出します。

その瞬間、口から一気に血を吐き出してしまった悼襄王。

全身をカタカタと振るわせて、一体自分の体に何が起きているのか理解が追い付いていない様子です。

立て続けに口から血を吐き、お尻からも血が噴き出します。

息も絶え絶えに、子供たちへ早く医者を呼ぶよう指示する悼襄王。

最初は驚きの表情を見せていた子供たちですが、次第に状況を理解し、悼襄王が目を向けることには全てを悟って全員が憐れむ顔を見せていました。

そして口元をニヤリとさせ、クスクスと小さく笑います。

悼襄王は血にまみれた顔で涙を流しながら、死の直前に子供たちの本性を知ります。

そして紀元前236年、史実通りに趙が鄴を失った年で悼襄王が崩御しました。

全身に血管を浮き立たせて命を失った悼襄王を、子供たちがしっかり眺めています。

明日の李牧処刑は、一体どうなるのでしょうか…?

とても気になるところで、漫画「キングダム」644話は幕を閉じました。

 

漫画「キングダム」ネタバレ644話最新!考察・予想

羌瘣(きょうかい)軍とあわせて、 1万5千の大規模な構成となった飛信隊は、 練兵を繰り返した後いよいよ対趙国の前線で最大拠点になっている「鄴」を目指し、出陣します。

楽華隊と玉鳳(ぎょくほう)隊も同じく鄴へ向っているので、これから本格的に趙国を攻める動きとなっていきそうです。

しかし肝心の王都「邯鄲」は、李牧の腹心が内乱を起こして大混乱の状態。

一体、趙国のドタバタをどう終結させるのでしょうか?

さっそく、漫画「キングダム」644話の考察予想をしていきましょう!

 

郭開が悼襄王を裏切る?

前話では余裕の表情で入浴しながら、李牧の処刑を急かしていた悼襄王。

はやく李牧を殺さないと、むごい殺し方の考えがどんどん浮かんでくると意気がっています。

元気ピンピンの悼襄王ですが、史実通りに進行すれば、鄴が落ちた年に崩御することになっているので、命は残り短いでしょう。

そこで当サイトでは、悼襄王は暗殺されるのではないかと予想してきました。

今でもその線は濃いと予想しているのですが、問題は誰に暗殺されるかです。

これまでは、李牧の処刑に反対する腹心たちに暗殺されるものと考えてきました。

しかしここへきてなんと、郭開が悼襄王を裏切るかもしれない伏線が見られています。

というのも前話の後半シーンで、郭開は李牧の殺害について”全てはこの郭開にお任せを”と語りながら、凄んだ表情を見せていたからです!

かなり意味深な表情のアップが描かれており、これは……?

もしかすると、郭開が悼襄王を裏切ってより自身の都合の良いように動く駒(幽繆王)を王の座に据えようという魂胆なのかもしれません!

悼襄王の手足でもある郭開が裏切れば、すぐにでも崩御となりそうです!

 

舜水樹たちが李牧を救う?

郭開が悼襄王を裏切って暗殺するのも面白いですが、趙国で起きる内乱の様子からして舜水樹たちの手にかかる方が個人的には気持ちがスカッとします。

李牧は国を想って尽力を尽くしていましたが、悼襄王はあまりにも無能です。

これを機に舜水樹たちに暗殺されて、これまでの鬱憤を晴らし、無事に李牧が救出される方がすがすがしい気持ちになる読者も多いのではないでしょうか。

 

カイネが亡くなる?

趙の要人に何度だまされても、李牧を救いたい一心のカイネ。

不運にも敵の罠に落ちてかなりの重傷を負ってしまいましたが、滝のような涙を流しながら李牧の救出へ向かおうとしています。

口でハーハーと息をしていることから、これ以上動けば本当に命を落としてしまいそうです。

とはいえ、カイネはかなり腕の立つ人物。

これからの戦を考えると、ここで亡くすのは非常に惜しまれます。

かなり激しい内乱ですから、何かしらの犠牲は生まれると考えますが、悼襄王が死ぬだけであってカイネまで死ぬことはないのではないかと考えます。

 

鄴でオリジナルの大戦が描かれる?

次に趙の攻略で大きな戦といえば、桓騎(かんき)将軍による平陽攻めです。

しかしこれは史実によると、鄴攻めから二年後のことになるため、趙国で内乱が起きていることも考えてしばらくはオリジナル大戦が描かれると考えます。

将軍になったばかりの李信に蒙恬や王賁の将軍として初めてとなる戦は、これまで同様、丁寧に描かれると考えられるので、それぞれが活躍するシーンがありそうです。

 

扈輒将軍の見せ場はある?

鄴攻めの時にも扈輒(こちょう)将軍は少し描かれてきましたが、その実力はまだしっかりと見ることができていません。

もしかすると桓騎VS扈輒を盛り上げるために、事前に扈輒将軍の有能さがしっかりと感じ取れるような戦が展開されるかもしれませんね。

新たに将軍となった李信・蒙恬・王賁の3人とぶつかり、次世代の新たな芽に想いを託すようなワンシーンがあってもいいのではないでしょうか。

ここまでが考察予想となります。

読者のみなさんも、趙国の内乱にかなり注目しているようです!

子供を人質にとる非道なやり方はやりすぎだと感じている読者も多い中、ただひたすらに李牧の身を案じる腹心たちの様子に胸打たれる人も多くみられました。

そして大規模になった飛信隊の姿を祝福する人や蒙恬のイメチェンに心奪われる人など、読者にとってはまさに怒涛の展開といったところです。

これから、手に汗握る展開へとなっていくのか期待が高まりますね!

 

漫画「キングダム」ネタバレ644話最新確定!まとめ

今回は、漫画「キングダム」ネタバレ644話最新確定!と題して、ネタバレ最新考察予想をお伝えしましたが、いかがでしたか?

漫画「キングダム」第644話では、そろそろ悼襄王の身が危うくなってくるのではないかと予想していましたが的中しましたね!

あれだけ元気いっぱいだった悼襄王が、突然の死を迎えることになりました!

これまで舜水樹たちが暗殺してもおかしくはないと考えてきましたが、郭開も腹に一つ何か隠しているのではないかという表情をのぞかせているので、気になります!

趙国はこれから、波乱しか感じさせませんね!

個人的には、舜水樹たちが李牧を救って悼襄王を暗殺し、スカッとしたいところでしたが、これでもう安心でしょう!

以上、漫画「キングダム」ネタバレ644話最新確定の考察予想をお伝えしました!