キングダムネタバレ635話最新確定!鄴崩落で李伯が身を投げる

キングダムネタバレ635話最新確定!鄴の陥落確定で李牧と和睦?
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漫画「キングダム」前話では、これまで余裕の表情を崩してこなかった李牧が、はじめて本気の焦り顔を見せましたね。

これまでの長かった展開が嘘のように、スピーディーに進行するようになりました!

読んでいてとても楽しかったと感じたのは、私だけではないはず。

一度は死の淵をさまよった信が、最初に李牧軍の後方をとらえる元気の良さを見せたのには驚きを隠せませんでしたが、なんといっても注目は鄴(ぎょう)の開門です!

民間人と思われる人間が、一気に城外へ飛び出していましたが、目の前は戦場!

はたしてこの悪状況を李牧は、乗り切ることができるのでしょうか?

李牧が降伏するのか、和睦を求めるのか…?

今回は、漫画「キングダム」ネタバレ635話最新確定!鄴崩落で李牧と和睦を結ぶ?と題して、ネタバレ最新考察予想と確定速報をお届けしていきたいと思います。

 

漫画「キングダム」ネタバレ635話最新確定速報!

漫画「キングダム」635話のネタバレ確定速報が入ってきました!

さっそく、どんな内容だったのか紹介していきたいと思います(*^^)v

 

鄴の民が一斉に城外へ飛び出す

飢餓に苦しみ暴動を起こす民間人を柵を築いて抑え込んでいた趙兵でしたが、民間人は柵から身を乗り出して抑え込もうとします。

そして大量の民間人に押しかけられた徴兵は、倒れた柵の下敷きになってしまいました。

民間人はお構いなしに柵の下敷きになった趙兵の上を踏みつけて、城外へ飛び出していきます。

閉ざされた城の門までたどり着いた民間人は、叩き開けようと必死です。

槍を持った民間人が門を開く装置のところまで押しかけ、破壊に成功。

鄴の門が、ゆっくりと開いていきます。

ゴゴゴゴと音が響きわたり、戦闘中のカイネたちも、その様子をしっかり捉えて鄴を見つめていました。

門が完全に開くと、絶え間なく民間人が外へ押し出てきました。

李牧はうつむきながら、敗北を感じます。

 

忍耐勝ちした桓騎軍と戦いに備える趙軍

民間人の波がひと段落ついたところで、鄴に突入しようと準備をはじめる桓騎軍。

面倒な城壁攻めをしなくて済んだことに喜びを隠せず、ガハハハと笑っています。

魔論(まろん)も忍耐の弱い桓騎軍が、なんとか忍耐勝ちできたことにホッとした様子です。

ある意味奇跡と、評していました(笑)

趙兵も門が開いてしまったので、桓騎軍の突入に備えはじめます。

こうなってしまえば邪魔な難民をすべて追い出し、入れ違いで入ってきた桓騎軍を返り討ちにして、再び門を閉めるしかありません。

城壁の兵も下におろし、地上戦の構えをとるよう指揮する胡呂(ころ)。

そこへ伝令がやってきて、城門の開閉器具が民間人により破壊されたため、復旧に時間がかかると告げます。

焦った胡呂は修理を急がせ、桓騎軍を食い止めている間に、かならず門を動かすよう指示しました。

 

ゼノウ一家が鄴へ踏み込む

桓騎軍の侵入に備えて、慌ただしく準備を急ぐ鄴の城内。

しかし民間人の波が途切れるのを待つまでもなく、最初に鄴の城内へ踏み込んでいったのはゼノウ一家でした。

次々に投げ飛ばされる民衆と、首を跡形もなく吹っ飛ばされる趙兵。

激しく息まき完全に目がイッてるゼノウを見た趙兵は、化け物…と連想した瞬間に散ってしまいます。

ただちに迎撃の姿勢をとる趙兵と、ぶつかるゼノウ一家。

鄴の城内は、一気に激しい戦場へと様変わりしていきました。

ただただ、ぐいものォ…と呟いて惨殺していゼノウ一家…恐すぎます(;^_^A

ゼノウ一家が抜け駆けして、鄴の内部へ侵入したことに気付いたほかの桓騎軍は焦って、我先にと次々と突入していきます。

本来ならゼノウ一家は、雷土と共に李牧の足止めをしていたはずです。

勝手に持ち場を離れていることに、あきれ顔をうかべる魔論。

 

桓騎軍の略奪

もともと桓騎軍は、盗賊団を束ねた集団です。

崩落した鄴は、まさに宝の山状態!

魔論もやれやれと、髭をいじりながら、浮かんでくる笑みを隠しきれていません。

巨大な城郭都市である業へ踏み込んだ途端に、桓騎軍の士気は爆発!

すべてを奪い尽くすため趙兵を一掃し、金目の物を奪い去ろうとしていきます。

一方の李牧は、鄴へなだれ込桓騎軍を外から眺めることしかできません。

目の前にいる雷土軍を突破して、鄴を救うだけの力が残っていないからです。

さらに鄴の城門が開いてしまったことで、兵の士気は完全に消失していました。

 

鄴の城主・李伯が身を投げる!

その頃、鄴城内では、奥方が西の門から民衆に紛れて脱出しようとしていました。

しかし城主である李伯が、傍にいないことに気が付きます。

なんと李伯は、高い城の屋根の上から、鄴の城内を眺めているではありませんか。

悲痛な表情を浮かべてながら、これまでのおこないを後悔しはじめる李伯。

とても受け入れがたい状態を城の屋根から目の当たりにし、取り返しのつかないことをしたと汗を滲ませています。

”民は国の礎”と考えていた李伯は、慈悲の心で難民を受け入れましたが、その結果招いたのは悲劇でした。

決して落とせぬと言われた鄴を、自ら判断を誤ったせいで崩落に導いてしまったと、罪の意識にとらわれる李伯。

イナゴの民衆受け入れてしまったことがすべての始まりではありますが、李伯はとても見殺しにはできなかったのです。

泣きながら必死に地上で、李伯を呼び続ける奥方。

家臣たちも子供を抱きかかえて、目をふさぎながら、お止め下さいと叫んでいます。

しかし趙にとって致命的な失態を犯してしまった李伯は、その責任を負い続けるだけの精神力を持ち合わせていません。

家臣たちの叫びもむなしく、とうとう城の天井から李伯は身投げをしてしまいました。

 

鄴の完全崩落

鄴の城主である李伯が亡くなり、超軍はこれ以上、桓騎軍や王翦軍と戦える状態ではありません。

李牧も鄴の城門が開いたことで、すでに敗北を認めていました。

鄴から飛び出してきた民間人を引き連れ、李牧はすみやかにその場を立ち去っていきます。

李伯軍を追い詰めようと思えばできる状態の桓騎でしたが、無駄な死人を出したくないのだろうと、あえて追わない選択をしました。

そしてついに、鄴の城門に桓騎軍の旗がなびくことになります!

これにて鄴は、完全に崩落したといえる状況になりました!

急いで鄴へ辿りついた信たちは、なびいている桓騎軍の旗をみて、唖然とした表情です。

 

王翦が桓騎のもとへ合流

足を上げて余裕の姿勢で座っている桓騎のもとへ、王翦が向かいます。

総大将が傍に来ても姿勢を変えずにふんぞり返っている桓騎は、よっぽど肝が据わっていますよね…(;^_^A

お互いに視線を合わせることなく、相対する桓騎と王翦。

やがて桓騎は、思ったより遅かったなと呟きました。

王翦もまた、それだけ李牧がたやすい相手ではなかったと語ります。

兵のくたびれた様子から、李牧の手ごわさが桓騎にも伝わったようです。

鄴の内部へ、踏みこむ意志を見せる王翦。

李伯の胸の内を想うとなんとも切なくなりますが、長かった鄴での戦いがやっと終結です!

 

鄴の崩落を喜ぶ信たちに突きつけられる現実

ついに目的だった鄴を落とし、涙を浮かべながら勝利をかみしめる田永。

手柄は桓騎軍に取られてしまいましたが、間違いなく朱海平原での戦いが功を成したのだと、信とお互いを称えあっています。

これで後方の部隊も鄴に入城できれば完璧だと浮足立ち、桓騎軍も金目の物を身にまとって嬉しそうな表情を浮かべていました。

しかし鄴の崩落は、両手放しで喜べるものではありません。

忘れてはならないのは、兵糧問題です。

さすがの王賁(おうほん)は冷静に状況を分析し、道中に王翦軍の将校から情報を入手していました。

鄴に食料がないから人が外へ飛び出し、内部から崩落したと知った信や蒙恬(もうてん)たち。

この鄴攻めは、最初から最後まで兵糧の争いです。

鄴を崩落したからと言って、秦国軍にとって一番欲しい兵糧は、城の内部にまったく残っていません。

王翦将軍が鄴に兵を紛れ込ませて、食糧を焼きはらったことまで情報を共有します。

 

残された兵糧問題!王翦に策がある?

王翦の兵糧攻めを聞いて、感心した様子の河了貂(かりょうてん)と、王翦の行動を理解しがたい様子の信。

最初から鄴に食べ物がないというのは、王翦軍が一番わかっているはずです。

これから閼与に残してきた8割の部隊が到着する予定になっていますし、王翦になにか策があるだろうと望みを語る河了貂。

しかしあの知略に長けた李牧があっさりと立ち去る決断をしたのは、兵糧の問題を十分に認識していたからといえます。

李牧が遠くから包囲して、餓死した秦国軍を見届けてから、鄴を取り返す策略を立てている可能性は否定できません。

このままでは、勝利した秦国軍も上で死に絶えてしまう状況。

さすがの王賁や蒙恬も、この絶望的な状況を回避するのは不可能だと、悲観しています。

ピンチに変わりないのですが、なんとここにきて王翦は兵糧の問題を意外な方法で解決するのだとか?!

キングダム635話の最後にナレーションで書かれていた、王翦の意外な方法が気になりますね!

兵糧の問題を解決してこそ、秦国の完全勝利と言うことができます!

意外にも鄴が開門してからは早く片付いてしまったので、信や王賁、蒙恬の活躍は今回描かれませんでした!

かなり満身創痍の状態なので、戦うシーンがなくてホッとしましたが、活躍が描かれると期待していただけに少し残念です(;^_^A

余裕の勝利を見せたと思われた王翦や桓騎も、李牧の強さをしっかりと認めていたのはさすがです。

さらに今回のキングダム635話では、鄴の城主である李伯の自害が胸に刺さるものがありました!

慈悲の心で民衆を受け入れた結果、招いた悲劇…。

罪の意識にさいなまれる城主の胸の内を想うと、苦しくなりますね。

とはいえ生きていたとしても殺されるだけでしょうから、個人的に李伯が自害という選択をしたことは、間違っていなかったと思います。

やはりゼノウ一家の容赦のなさが、今回も見事に描かれていたと感じます。

さすがにもうゼノウ一家が暴れることはないと思うので、次回の展開で王翦が兵糧問題をどう解決していくのか、注目したいと思います!

 

漫画「キングダム」ネタバレ635話最新!考察・予想

漫画「キングダム」前話では、予想よりも早くに王翦(おうせん)軍の追撃部隊が追いついてきたため、さすがの李牧も顔に汗を滲ませていました。

夜通し馬を走らせてたどり着いた鄴では、ゼノウ一家が立ちはだかり、圧倒的な武力で李牧軍を葬り去っています。

桓騎(かんき)軍と王翦軍に挟まれる形になり、大ピンチの李牧軍。

そこへ追い打ちをかけるように起きた出来事が、鄴の開門です。

敗北が見えてきている李牧ですが、この状況をどう乗り切るのでしょうか?

それでは、漫画「キングダム」635話の最新ネタバレ考察・予想をしていきたいと思います!

 

鄴の崩落は確定!

決して攻め落とせないと思われていた鄴が、ついに開門しました。

これを目撃した李牧軍が受ける精神的ダメージは、計り知れないものがあるでしょう。

一気に戦意を喪失しても、おかしくありません。

鄴の崩落は、これで確定したと考えます!

それと同時に飛び出してきた民間人が、さらに状況を悪くすると予想できるので、李牧軍は苦境に立たされる一方です。

民間人の目前には、ゼノウ一家が暴れまわっている戦場があります。

この状況を見て見ぬふりする李牧ではないので、なんらかの策を迫られていると言って良いでしょう。

 

桓騎と李牧の戦いは見送られる?

黒洋丘の戦いで桓騎の弱点を見抜いていた李牧ですが、前話の現状を見る限り、桓騎の残虐性が場を支配しています。

すでに疲弊している李牧軍は、ゼノウ一家にかなうわけもなく、一方的に残虐されていましたよね。

これに加えて、鄴の開門により戦意を喪失した状態の李牧軍をぶつけ続けていくのは、あまりにも無謀です。

史実によると、紀元前233年に趙の平陽(へいよう)と武城(ぶじょう)を攻めて宜安(ぎあん)に侵攻した桓騎は、李牧に敗北しています。

ひとまず鄴で桓騎と李牧の戦いは、見送られるのではないでしょうか。

 

桓騎の周囲を囲んでいた趙軍はどうなった?

長かった朱海平原の戦いで忘れがちですが、鄴の周りを包囲する桓騎軍の周りを趙軍が包囲していたはずです。

そこへ鄴を目指す李牧と、それを追う王翦という図のはずなので、分かりやすくいうとこんな感じだと思っていました。

キングダムネタバレ635話最新確定!

しかし李牧が趙軍と合流する描写はなく、そのまま鄴へ到達していますよね。

桓騎の周囲を囲んでいた趙軍は、どうなったのでしょうか?

個人的には、ここで楊端和や壁将軍がすでに活躍してくれていたのではないかと予想します。

というのも、王翦軍は先に李牧を追っていたはずの亜花錦(あかきん)と合流していませんよね。

これは前回も予想しましたが、亜花錦は楊端和や壁将軍のもとへ伝令役に走っていると考えます。

先に亜花錦から伝令を受けた楊端和や壁将軍は、桓騎軍を取り囲んでいる趙軍と交戦しているのではないでしょうか。

もしかすると、撤退させるまで追い込んだ可能性もあります。

となれば、史実通りに楊端和が鄴攻めに関わったことにもなるので、つじつまが合うと考えます。

 

李牧が降伏する?

桓騎軍を取り囲んでいるはずの趙軍と合流していない李牧が、この状況を乗りきるためには、降伏または和睦を申し入れるほかないと考えます。

まずは、李牧が降伏する可能性を考察してみましょう。

春秋戦国時代での降伏は、面縛與櫬(めんばくよしん)と呼ばれる方法を取ります。

降伏する側の将軍が腕を後ろ手に縛り、手が使えないようにしたうえで、背後に棺桶を用意して敵将の前まで行進するのです。

これは無条件降伏を意味するため、秦国に囚われて一般人も救えない可能性が非常に高くなります。

鄴を救いたい李牧が、そんな降伏をするとはとても考えづらいです。

桓騎軍のいる場面で、李牧が降伏する可能性は低いと考えます。

 

李牧は和睦を申し出る?

では次に、現状を打破するために李牧が和睦を申し出る可能性を考えてみましょう。

現状の李牧では、和睦を申し出るための交換カードが非常に乏しいですよね。

それでも、王翦にとってメリットになると考えられる交換材料は、2つあります!

  1. 李牧自身が王翦の勧誘に乗る
  2. 残り少ない兵糧を差し出す

1つ目は、漫画「キングダム」608話で描かれた王翦の勧誘に乗るケースです。

史実での李牧は、郭開(かくかい)の讒言(ざんげん)によって、”謀反の罪”で趙王から処刑されています。

漫画「キングダム」はオリジナル要素が多いため、結果は史実に基づきながらも処刑までの過程は郭開の讒言ではなく、本当にしてしまうかもしれませんね。

しかし608話で李牧は、この勧誘をハッキリと断っています。

いまさら意見を覆すことは、難しいかもしれません。

個人的な見解でいうと、この和睦案は李牧の格を下げることにもなるので、してほしくない想いが強いです(;^_^A

となると2つ目の李牧軍が持つ残り少ない兵糧を差して鄴の城を明け渡し、民間人を連れて退却するケースが濃厚と考えられます。

ただ鄴の城を明け渡されても、桓騎が燃やしてしまったので、兵糧不足に変わりありません。

桓騎軍は鄴に到達するまでの間に補給をしていますし、勢力を十分の二へ分けた時に得た兵糧は底をつきていると考えられます。

ここで李牧軍がわずかでも兵糧を差し出せば、城を落とした上に兵を回復させてやることができるので、桓騎にとってメリットになると思います。

ここまでが考察予想となります。

読者のみなさんは、王翦の勝利を確信しているようです!

焦り顔を見せた李牧に注目する人も多く、かなり追い詰められている様子に同情の声を寄せる意見がみられました!

私もここまで追いつめられている李牧は、レアだと思います!

ですが、このままでは終わる李牧ではないと思っているので、次回の展開では私の予想を上回る策を講じてくれると、期待しています!

 

漫画「キングダム」ネタバレ635話最新確定!まとめ

今回は、漫画「キングダム」ネタバレ635話最新確定!と題して、ネタバレ最新考察予想と確定速報をお届けしてみましたがいかがでしたか?

前回の展開から予想して、鄴の崩落は確定すると予想しましたが、意外にもあっさり陥落しましたね!

王翦軍と桓騎の挟撃にあって苦戦している李牧ですが、鄴の開門で飛び出してきた民間人をすみやかに連れ去っていきました!

ゼノウ一家が暴れまわっている戦場に民間人が飛び込んでいくのかと考えていたのですが、皆殺しにならなくて本当に良かったです!

残酷な描写があるかもしれないと覚悟していたので、今回は私の想像よりも残酷な描写が少なくて良かったと感じました(;^_^A

李牧が降伏もしくは和睦を申し出ると思っていたのが、なんとも拍子抜けな回ではありましたが、民間人の犠牲を考えるとこれでよかった気がします。

鄴が開門してから、李牧が敗北を認めるのがとてもはやかったですね!

聡い李牧のことですから、鄴へ辿りつくのが遅れた時点で、鄴の開門=敗北と結論付けていたのでしょうね。

とはいえ鄴を陥落させても両手放しで喜べる状態ではないのが、この戦のつらいところですね!

王翦が意外な方法で兵糧問題を解決すると、635話の最後に書かれていましたが、ハードルを上げてしまって作者の原先生…大丈夫なんでしょうか(笑)

どんな方法なのか、とっても楽しみにしているので、あっと驚く方法を取ってくれると嬉しいなと思っています!