キングダムネタバレ646話最新確定!李牧の弱音とカイネの涙

キングダムネタバレ646話最新確定!公子嘉や李牧の身はどうなる?
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この記事は、2020年7月2日(木)に発売予定の「週刊ヤングジャンプ」で掲載される、漫画「キングダム」646話の最新確定情報を考察予想と共にお伝えしています。

前話では太子遷が趙国新王の座に就くこととなり、趙国は滅亡へと歩みを進めることになりました。

やはり悼襄王は、遺言を残していましたね!

初登場した太子遷ですが、素行の悪さがすぐに分かるほど、人間を残酷に扱っている様子が描かれていました。

絵面からも悼襄王の二の舞をしそうな様子がありありと伝わってくるのですが、王位交代によって果たして公子嘉の身はどうなっていくのでしょうか?

死刑を免れたと思った李牧や、牢に閉じ込められていた賢人たちの処遇も気になりますね。

そこで今回は、漫画「キングダム」ネタバレ646話最新確定!と題して、ネタバレ最新考察予想をお届けしていきたいと思います!

 

漫画「キングダム」ネタバレ646話最新確定速報!

漫画「キングダム」646話のネタバレ確定速報が入ってきました!

一体どんな内容だったのか、さっそく紹介していきましょう!(*^^)v

 

嘉の暗殺に動く遷

嘉一派は急ぎ足で渡り廊下をゾロゾロと歩きながら、遷が王位を継いだことへ猛烈な不満を垂れこぼします。

ようやく嘉の治世となり、趙国が復活しようとした矢先のことですから、無理もありません。

郭開が遺言を作り変えたに決まっていると疑い、朝廷の裁判で遺言の不正を暴こうと息を巻いています。

簡単にはいかないことを皆が理解していますが、貴族たちは李牧へ異議申し立てをするよう強く推奨しました。

しかし李牧は、別のことを心配しています。

悠長なことを言っている場合ではないと、皆に忠告しようとした矢先のことです。

突然、無数の矢が勢いよく飛んできて、嘉一派は襲撃に遭いました!

嘉を庇う李牧とカイネは咄嗟に剣を抜いて矢を払い落としますが、武に長けていない貴族たちは成す術もなく、矢に射抜かれて倒れていきます。

李牧は、すでに襲撃されることを予想していたのです。

 

嘉を連れ邯鄲を脱出

まだ昼間であるにもかかわらず、堂々と殺しにかかってくる刺客。

さすがの李牧も、こんなにも早く動きに出るとは思っていなかった様子で、少し焦りを見せています。

そこへ畳みかけるように、忍び装束をまとった刺客が登場しました。

矢に射抜かれた貴族は考え及ばず、誰の手先なのか理解できていません。

李牧はすぐさま嘉を守るようカイネに指示を出し、刺客を一刀両断!

衛兵が全滅した様子を悟り、傅抵(ふてい)のいるところまで二人で強行突破し、邯鄲の脱出をはかることにします。

 

遷の王位継承が秦国軍にも伝わる

その頃、秦国軍にも遷へ王位継承権が渡ったと伝わります。

前線地帯では飛信隊が宿営地を設営しており、李信は飛び込んできたニュースに驚きを隠せない様子です。

河了貂も信じられない様子ですが、蒙恬(もうてん)は王賁(おうほん)の宿営地で、その知らせを耳にしていました。

邯鄲が再び荒れることを考え、早々に前線をもう一度上げるかもしれないので、本格的な設営をしないよう飛信隊へ忠告しに来てくれたのです。

しかし李信は、なぜ邯鄲が再び荒れるのか、いまいち状況を把握できていません。

河了貂は趙国で「兄弟争い」が始まったのだと、李信にもわかりやすいように伝えます。

かつて秦国で嬴政(えいせい)と成蟜(せいきょう)が内乱を繰り広げたように、趙国でも同じことが勃発しようとしているのです。

それを知った李信は、顔もちが変わります。

秦国でも、当時はたくさんの血が流れたからです。

初めから遷に王位が与えられていれば仕方のない話ですが、直前で変更となれば嘉一派が黙っていないことは明瞭です。

これまでの歴史から見ても、歪んだ王位継承には粛清の嵐が吹き荒れます。

もしも遷一派が先手を打っているとすれば、粛清されるのは嘉と李牧です。

李信はやっと李牧が助かったと思っていたのに、そうではない事実に混乱を見せます。

割り切っていた蒙恬でさえも、李牧の今後を考えると、同情すると言葉を発して去っていきました。

なにか別に思う所でもあるのか、神妙な顔もちを見せています。

話し途中だと言わんばかりに去っていく蒙恬を呼び止めながら、李信も李牧の身に想いを寄せます。

 

暗殺を目論む郭開

邯鄲では、嘉一派や地下牢から出た賢者が、ことごとく殺害されていました。

反逆者になり得るものを皆殺しにして、静けさが広がるなか指示を出しているのは、もちろん遷の庇護者になった郭開です。

遷一派のやり方は、禍根をのこさぬよう徹底されていました。

しかし、一番肝心ともいえる嘉の首はまだ討ち取れていません。

郭開は嘉の首を取るまで、遷の玉座は安らかになることはないと、みなの気を引き締めにかかります。

李牧が嘉を守りながら逃げていると知る郭開は、人気も実力もある2人は決して野放しにはできないと怒りを顕わにしました。

玉璽(ぎょくじ)は、遷側にあります。

郭開は、邯鄲中の兵を使ってでも嘉と李牧の首を取ってくるよう、血眼で指示を飛ばしました。

 

逃亡する嘉に迫る追っ手

李牧は、嘉を馬車に乗せて逃走しています。

早々に邯鄲を脱出しなくては、嘉の命はありません。

しばらくの安全を求めて、李牧の知人が治めている法紹(ほうしょう)という小城を目指すことにします。

現状に意気消沈している嘉に対して、なんとか時が来るまで生き延びるよう励ます李牧。

嘉を失ってしまったその時こそ、趙国の希望がなくなるのです。

李牧は最後まで、嘉に尽くす覚悟を見せます。

そこへカイネが慌てて、前方に敵が来たことを知らせます。

相手の兵力は、李牧たちの5倍です。

一点突破を狙い、李牧も馬に乗って戦います。

カイネは李牧に下がるよう気をつかいますが、そんな余裕はないと一蹴。

意図せずに小隊でカイネと馬を並べることになるとは、鴈門(がんもん)以来だと急に思い出話を交える李牧。

カイネは少し戸惑いながら、敵と激しくぶつかります。

 

邯鄲の脱出に成功

5倍の兵力を相手に、見事一点突破をしてみせた李牧たち。

敵も逃がさぬよう、必死に嘉の乗っている車を狙います。

中にいる逆賊の首を討ち取れと大きく叫び、殺し合う声がハッキリと聞こえた嘉は、両手で顔を抱え込んで絶望感を漂わせていました。

さらに敵の狙いは嘉だけではなく、李牧も標的にしています。

殺せば、一生遊んで暮らせる恩恵が手に入るからです。

カイネは生け捕りにして、玩具にする考えの敵兵たち。

なぜ趙人同士で争わなければならないのか、国のために尽くしてきた李牧へなぜ刃をむけるのか、納得できないカイネは涙を流して怒りながら敵の頭に斬りかかります。

そして嘉一派は、仲間を半分ほど失いながら、やっとの思いで舜水樹(しゅんすいじゅ)と傅抵が押さえる北門から、脱出に成功しました。

 

光を失った趙国

当然、邯鄲からの追っ手が来ましたが、城外に待機していた馬南慈(ばなんじ)の中隊に助けられます。

しかし同じ邯鄲軍も城外で待機しており、数で圧倒されてしまった李牧たちは、馬南慈軍を盾にして逃げることにしました。

そしてようく嘉を連れ法紹に到着し、多くの犠牲を出した逃走劇は一旦、終わりを告げます。

無事に安全な場所へ送り届けることができたため、嘉と李牧はここでお別れです。

怒涛の展開に全員が満身創痍ですが、李牧は馬南慈のところまで戻り、巻き返しを試みるつもりの様子。

舞台が整えば、嘉を迎えに来ると約束し、それまで気を強く持つように告げました。

しかし嘉は、絶望感に打ちひしがれています。

嘉一派は皆殺しにされ、次の王は父も超える暗君になるであろう遷です。

地面に膝をついて泣き崩れながら、趙国は終わったのだと叫びます。

声をかけようとする李牧ですが、愚かな王族であることを李牧へ泣いて謝罪する嘉。

李牧やカイネは、泣き崩れる嘉の様子を生気のない顔で見つめていました。

 

李牧が初めて弱音を吐く

カイネは、テントの中にいる李牧へ状況を報告します。

馬南慈と傅抵の無事が確認できたところで、李牧は明日にしてほしいと制止しました。

カイネを気遣い休むよう言いますが、李牧が休むならと相変わらず強情な様子です。

李牧は鴈門を出て何年経ったかと、カイネへ問いかけます。

逃走し始めてから思い出話をするようになった李牧の様子に、おかしさを感じるカイネ。

李牧は、嘉が王位継承することはないと悟っていました。

こんな時期にこの国や自分たちは、何をしているのかと呆れかえる李牧。

そして李牧はカイネに背をむけたまま、ちょっと疲れましたねと、初めて弱音を吐きます。

カイネは涙があふれ出し、その場に泣き崩れそうになりますが、なんとか堪えてテントを後にしようとします。

すると李牧はカイネの名を呼んで、もう少しだけそこに居てくれないかと声をかけたのです。

カイネは李牧の背中にしがみつき、ずっとそばにいますと何度も告げました。

趙国のすべてを背負ってきた男の背中が空しく感じられたところで、漫画「キングダム」646話は幕を閉じています。

予告文から、次は王翦将軍と扈輒将軍のぶつかり合いとなります。

趙国の不幸は、秦国にとってまたとないチャンスです。

ここから一気に、畳みかけるような戦が始まるのではないでしょうか。

李信将軍の活躍に、期待です!

 

漫画「キングダム」ネタバレ646話最新!考察・予想

人を人とも思っていないような扱いをしながら、初登場をした太子遷。

そんな息子の頭を慈しみながらなでている倡后の様子を見る限り、今後の趙国を導いていけるほど、まともな人間はいないと感じさせます。

太子遷はまだ幼い子供なので、政治的な実権は誰が握っていくことになるのでしょうか?

公子嘉や李牧の身など、気がかりの多い 漫画「キングダム」646話を、さっそく考察予想していきましょう!

 

悼襄王の死因は闇に葬られる?

悼襄王の死因や殺害した犯人がそれとなく描かれるのかと思いきや、まったく判明することなく趙国は混乱の渦に飲まれていました。

腹に一物抱えていると思っていた郭開も自身の立場が危うくなって焦った様子を見せていたので、これまで見せていた気になる表情は何を考えていたのか疑問に思うところです…。

もう1話ほど悼襄王の死について揺らぐ趙国の様子が描かれるのではないかと考えているのですが、このまま死因は明かされることはないのでしょうか?

誰が殺害したのか気になりますが、史実でも描かれていませんし、秦国にとっても悼襄王の死因より新趙王が誰になるのか注目している様子が描かれていたので、このまま死因は明かされることはないかもしれませんね…。

 

郭開が政治実権を握る?

悼襄王が遺言を残していたので、次期王は先王にも引けを取らぬほど愚かな太子遷となりました。

とはいえ太子遷は、まだ子供です。

政治の回していけるほどの裁量がないのは一目瞭然なので、誰かが代わりに実権を握ることになるでしょう。

となれば、倡后と悪い関係ではなさそうな郭開が、今後も暗躍していきそうです。

郭開はこれまで悼襄王の右腕として働いてきたので、倡后や太子遷の印象としては悪いものではないと考えています。

史実に基づけば、郭開はこれから秦国の賄賂を受け取って李牧を貶めていくので、趙国の宰相として勤めていくのではないでしょうか。

 

公子嘉や李牧の身はどうなる?

郭開が宰相となれば、身柄を捕らえるように宣言してしまった公子嘉は、明らかに敵視されてしまうと考えます。

反逆の意識があるとして、牢に入れられてしまうかもしれませんね。

さらに太子遷は悼襄王の悪い意思を引き継いでいるように見えるので、せっかく解放された李牧やほかの賢人たちの身も危うくなりそうです。

とはいえ李牧は、のちに戦場へ赴く史実が残っているので、処刑されることはないと考えています。

李牧が登場するのは、鄴攻めから2年後の桓齮(かんき)との戦です。

漫画「キングダム」の経過からしてもまだ先の展開になるので、李牧が再び牢で生活することになっても、おかしくないのではないでしょうか。

 

三大天は廃止?

趙国はこれまで1人不在の状態で、三大天という大将軍を据えていました。

それが、龐煖(ほうけん)と李牧です。

龐煖はすでに李信に討ち取られていますし、李牧は処罰を受けて解任されそうです。

このままいけば、趙国の三大天は廃止されるのではないでしょうか。

 

趙国は滅びる?

史実では、滅びの運命を辿ることが決まっている趙国。

その一歩として太子遷が即位することになりましたが、すぐに滅びるわけではありません。

史実によると、鄴攻めから趙の滅亡まで7年かかっており、趙国の前に韓が滅びることになっています。

趙国の滅亡が描かれるのは、まだ先になりそうです。

公子嘉の見せたつかの間の光から、趙国が闇に転落していく様子は、読者の心もえぐるような展開でしたね。

漫画「キングダム」の上げて落とす展開に、胸が締め付けられている読者がいました。

やっと李牧と再会できたカイネの姿は感動的でしたが、趙国の未来を思うと悲しいですね…。

次回は、新王がどんな暗躍を見せてくれるのか、目を覆いながらでも読ませていただきたいと思います!

 

漫画「キングダム」ネタバレ646話最新確定!まとめ

今回は、漫画「キングダム」ネタバレ646話最新確定!と題して、ネタバレ最新考察予想をお伝えしましたが、いかがでしたか?

趙国新王となった太子遷は、まだ子供なので郭開が政治実権を握っていきそうですね!

嘉は李牧と共に牢へ入れられてしまうのではないかと考えていましたが、逃亡することになりました!

李牧の今後を考えると、趙国は三大天を失い、王翦が邯鄲の懐まで迫ってくるでしょう。

趙国軍は嘉や李牧の暗殺に駆り出され、突破は容易かもしれませんね。

以上、漫画「キングダム」ネタバレ646話最新確定情報についての考察予想をお届けしました!